この記事では、日本国内の買取業者で掲載を確認できたトルコの金貨として、オスマン帝国時代から使われてきた通貨単位の「クルシュ金貨」と、トルコで発行された現代の記念金貨「50,000,000リラ金貨」を取り上げます。
どちらも国内の古銭・外国コイン専門業者で取り扱われていますが、発行された時代や特徴が異なります。それぞれの買取実績や参考価格を種類別に紹介します。
クルシュとオスマン帝国時代の金貨
クルシュは、オスマン帝国時代から使われてきた通貨単位です。のちに、100クルシュ=1リラという換算が採用されました。オスマン帝国時代の100クルシュ金貨には、純度91.67%(22金)で鋳造されたものがあり、当時のヨーロッパの金貨に多かった90%よりもやや高い純度です。
オスマン帝国時代の100クルシュ金貨には、スルタンの花押(トゥグラ)やイスラム暦の発行年、額面などがデザインされています。一方、国内の買取業者で実績が確認できる「50クルシュ金貨」は1966年発行、つまりトルコ共和国時代に鋳造されたものです。クルシュという通貨単位はオスマン帝国由来ですが、実際に流通・取引されている金貨の発行時期は一様ではありません。
クルシュ金貨の買取実績・参考価格
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掲載元 |
商品 |
金額 |
情報の種類 |
出典ページ |
| アンティーリンク | トルコ50クルシュ金貨(1966年発行、K22・3.51g) | 36,037円 | 買取実績(2024年9月8日) | 出典ページを見る |
| 買取本舗七福神 | K22トルコ100クルシュ金貨(7.0g) | 142,289円 | 参考価格(2024年1月、川崎店) | 出典ページを見る |
買取本舗七福神のページは見出しに「買取実績」とありますが、脚注に「あくまでも参考価格」との記載があるため、当ページでは参考価格として扱っています。掲載元・情報の種類・額面が異なるため、金額の単純比較はできません。
50,000,000リラ金貨(現代の記念金貨)とは
50,000,000リラ金貨は、トルコで発行された「絶滅危惧種シリーズ」の記念金貨です。2000年発行のフクロウと、2001年発行のイヌワシの2種類が知られています。
純度は75%(K18)、総重量7.78g(純金量約5.84g)、直径25mmです。目の部分にダイヤモンドをあしらったものもあります。額面の「50,000,000リラ」は、2005年にトルコで実施されたデノミネーション(通貨単位の切り下げ)以前の旧リラ表記で、現在の額面に換算すると50リラに相当します。
買取専門店「月の金貨」は、K18・7.78gの参考価格として122,831円を掲載しています(2026年9月16日確認)。地金相場に連動して日々変わる価格のため、査定時は最新の相場をご確認ください。
「金貨買取本舗」でも、フクロウとイーグルヘッドが買取対象として掲載されています。確認時点では価格が表示されていないため、買取価格は同社にご確認ください。
高く売るためのポイント
クルシュ金貨は、刻印(トゥグラや発行年)を確認したうえで、専門業者の鑑定を受けることをおすすめします。
50,000,000リラ金貨は、ダイヤモンドの有無や付属の証明書・ケースによって評価が変わる可能性があります。購入時の付属品をそろえて査定に出しましょう。