ソブリン金貨とは
ソブリン金貨は、英国王室が発行し英国王立造幣局(The Royal Mint)が製造する法定通貨の金貨です。1816年の大改鋳(Great Recoinage)を機に、1817年から発行が始まりました。名称は中世イギリスの金貨「ソブリン」に由来します。純度は91.67%(22金、クラウンゴールド)で、1957年に約40年の中断を経て復活しました。復活後の1957〜1968年には、約4,500万枚が鋳造されました。この大量発行には、贋作への対策という目的もありました。1979年以降は、地金型金貨として市場に定着しています。
歴代君主の肖像と「聖ゲオルギウスとドラゴン」
表面には発行当時の在位君主の肖像が刻まれ、ジョージ3世(1817年〜)、ヴィクトリア女王、エドワード7世、ジョージ5世、エリザベス2世、チャールズ3世(2022年〜)と、時代ごとに更新されてきました。裏面には、彫刻家ベネデット・ピストルッチによる「聖ゲオルギウスとドラゴン」のデザインが1817年に初めて採用されました。1821〜1870年・1902〜1910年ごろは紋章デザインに置き換えられていた時期もあります。なお、2012年にはエリザベス2世のダイヤモンド・ジュビリーを記念し、彫刻家ポール・デイによる特別デザインが1年限定で発行されました。
額面ごとに重量が異なるサイズ体系
ソブリン金貨は、他の地金型金貨のような1oz・1/2oz等のトロイオンス建てではなく、額面ごとに固有の重量が設定されています。1ソブリン(額面1ポンド)は7.98g(純金量約7.322g)、ハーフソブリン(額面1/2ポンド)は3.99g(純金量約3.661g)で、いずれも純度91.67%です。このほか2ポンド額面のダブルソブリン(15.98g)・5ポンド額面のファイブソブリン(39.9g)といった大型サイズもあります。
サイズ別の過去最高買取実績
国内価格はおたからやが公開している過去最高買取実績(2026年1月29日時点)で、個別の取引実績ではありません。純度91.67%(K22)のため、地金価値を計算する際はK24ではなくK22の単価をご利用ください。