オランダ10ギルダー金貨とは
オランダ10ギルダー金貨は、オランダ王国が発行し、ユトレヒトの造幣局で製造された金貨です。収集家向けの記念金貨ではなく、額面10ギルダーの通常貨幣として発行されました。1818年、ウィレム1世の治世下で発行が始まりました。
かつては法定通貨でしたが、1936年に法定通貨ではなくなりました。純度は90%(K21.6)、総重量6.72g(純金部分6.048g)、直径22.5mmです。現在は発行されておらず、既存の金貨が地金や収集品として取引されています。
時代ごとに変わった肖像デザイン
10ギルダー金貨は、発行された時代によって表面の肖像が異なります。当初はウィレム1世の肖像が使われ、1842年にはウィレム2世の肖像が採用されました。1842年の発行後はしばらく途絶え、1875年にウィレム3世の肖像で発行が再開されました。ウィレム3世の肖像を使った10ギルダー金貨は、1889年までの一部の年に発行されています。
1892年から1933年までの一部の年には、ウィルヘルミナ女王の肖像を使った金貨が発行されました。ウィルヘルミナ女王は10歳で即位しており、在位期間中の成長に合わせて肖像のデザインが複数回変更されています。
1892〜1897年発行分の肖像原型は彫刻家Ludwig Jüngerが制作し、国立造幣局のWillem Jacobus Schammerが極印を彫刻しました。1898年発行分の肖像はPier Panderが制作し、1911年以降に使われた2種類の肖像はJohannes Cornelis Wieneckeが制作しています。
1911〜1917年発行分(エルミンのマントをまとった肖像)は約890万枚、1925〜1933年発行分(髪を結った肖像)は約1,200万枚が鋳造されたと報告されています。基本的な規格は共通しており、額面は10ギルダー、純度は90%、総重量は6.72gです。
なお、現在の正確な現存数は公表されていません。
裏面のデザイン
裏面には、額面を示す「10 G」の間に王冠を戴いたオランダ王国の国章が描かれています。下部の銘文には発行年が刻まれ、縁の仕様は発行年や種類によって異なります。ギザギザ加工が施されたもののほか、「GOD ZIJ MET ONS」(神は我らとともに)という銘文が刻まれたものもあります。
高く売るためのポイント
オランダ10ギルダー金貨を売る際は、発行年と肖像の人物を確認しておくとよいでしょう。規格上の純度は90%(K21.6)で、総重量6.72gのうち純金部分は6.048gです。複数の買取業者に査定を依頼し、提示額を比較するとよいでしょう。
10ギルダーの買取実績・参考価格
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掲載元 |
金額 |
情報の種類 |
出典ページ |
| 買取専門店TOKAI | 39,190円 | 買取実績(2022年9月30日) | 出典ページを見る |
| 金貨買取本舗 | 80,000〜120,000円 | 参考価格(2024年10月時点) | 出典ページを見る |
買取専門店TOKAIは実際の買取実績、金貨買取本舗は2024年10月時点の参考価格です。掲載元・情報の種類・確認時点が異なるため、金額の単純比較はできません。純度は90%(K21.6)であり、K24やK22の単価をそのまま当てはめることはできません。月の金貨では、ウィルヘルミナ女王10グルデン金貨のサイト上の掲載買取価格を確認できます。
詳細は10ギルダー金貨の買取相場ページをご覧ください。